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チトリン・サーキットとは?

「Chitlin' Circuit(チトリン・サーキット)」とは、ソウル、ブルーズやジャズなどのブラックミュージックで、アメリカ南部のクラブをツアーして廻る事の俗称です。日本語風に言えば「ドサ廻り」とでも言うべきか。
バス1台にツアーメンバーやスタッフが何組か乗り込んで、街から街へツアーする、そんなイメージでしょうか。

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※B.B.キングのツアーバスとメンバー、スタッフ達の写真

ちなみに”チトリン”というのは豚の腸などを使った料理で、ソウルフード特有の料理のこと。これも解りやすく言えばモツ煮、あるいはもつ鍋のようなもの?
ここではあえて簡潔にだけ触れますが、おそらく奴隷制の時代、白人が食べ残した部分を食べて来た黒人たちの、逞しさの象徴なのだと思います。

ともあれこうしたキーワードから、地域密着でディープなライブがそこかしこで繰り広げられている様子が思い浮かびます。

皆チトリン・サーキットを廻る

どんなソウル/ブルーズの大物ミュージシャン、シンガー達も最初は小さなクラブツアー、つまりチトリン・サーキットから登場してきました。
あるいは、日本ではなかなか活動の情報が入って来ないようなシンガー達も、しっかりとツアーをして廻り、元気に活動を続けていたりします。

例えば我々フリーファンクにとっても重要なアーティストであるジミ・ヘンドリクス。
ロックギターの革命児のデビューは英国からでしたが、彼のミュージシャンとしてのキャリアの原点は、アイズレー・ブラザーズやリトル・リチャードなどのバックバンドであり、彼らのチトリン・サーキット(南部だけではないですが)でのライブだったのです。

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※ウィルソン・ピケットのバックでギターを弾くデビュー前のジミ・ヘンドリクス

TOKYO CHITLIN' CIRCUIT

今回スタートさせたライブイベント「Tokyo Chitlin' Circuit」も、そんなライブパーティを定期的に開催していく事で、
我々が愛する音楽が、少しでもおおくの皆さんに届けたいと思います。
気軽に楽しみにきてもらう、でもそこでは凄いライブが繰り広げられている。そんな光景を理想の形にしています。

FREEFUNKは勿論、小さなクラブ、ライブハウスで「こんな凄い音楽があるんだ!?」と驚いてもらえるような、
そんなアーティストをどんどんご紹介していきたいと思います。
そして繰り広げられるジャムセッション。即興で何かが始まるかもしれません。
プロフェッショナルとして活躍をするシンガーやミュージシャンが、自分の原点に還るごとく、ルーツをさらけ出してくれるようなパフォーマンスを繰り広げてくれるかもしれません。
そうやって色々な形で、ライブで聴くFUNK, SOUL, JAZZ, BLUESはじめとした音楽の素晴らしさをお届けします。

いつかはWattstax(ワッツタックス)

1973年に公開された音楽映画『Wattstax(ワッツタックス)』をご存知でしょうか。
僕があらゆる音楽映画、いや映画全ての中でも1、2を争うぐらいに大好きな映画です。
映画はドキュメンタリーで、メンフィスのかの有名なレーベル、STAX所属のアーティストが中心となり、ライブを繰り広げます。
ライブ会場はロス・アンジェルスの野外会場。およそ10万人の人が集まったという大規模コンサートで、普段はレーベルのホームタウンであるメンフィスを中心に「チトリン・サーキット」で活躍をしているアーティスト達が、堂々たるパフォーマンスを繰り広げます。
映画の合間にはソウルブラザー、シスターたちの風俗や生活なども紹介され、エモーションズによる教会でのパフォーマンスや、ジョニー・テイラーのクラブでのライブなども登場。音楽のみならず、政治、文化など当時のブラック・パワーの文化を紹介する最高の映画です。
ライブ音源はCD、映画もDVD化されていますので、是非一度体験してみてください。

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※ワッツタックスのステージで演奏するバーケイズ

ここから始まる

僕らが始めたこの「Tokyo Chitlin' Circuit」にも、素晴らしいアーティスト、シンガー、バンドが数多く出演をしてくれます。
いつか出演してくれた皆さんと一緒に、ワッツタックスのように大きな野外イベントをやる!これを目標に続けていきたいと思っています。

Tokyo Chitlin' Circuit Blogはコチラ

ORITO tribute live 2010tokyo chitlin' circuit vol,1

(左)「Tokyo Chitlin' Circuit」のヒントとなった、JirokichiでのORITOトリビュートライブより。special guestの村上てつや氏と。
(右)「Tokyo Chitlin' Circuit」第1弾にゲスト参加いただいたチャカさんと。